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コンサルのメジャーなサービス形態

コンサルのメジャーなサービス形態

業界研究

 コンサルティング業界の特徴と動向のページでは、コンサル企業のサービスが、クライアントや経営・戦略・ITといった扱う課題の分野によって大きく異なることを説明してきました。そしてここでは、コンサルティング企業のサービス形態がどのようになっているのかを紹介していきます!

 目に見えない部分が多い業界だからこそ、他の一般企業とどのように異なるのか、しっかりと基本的な特徴をおさえていきましょう!

 各コンサルティング企業の特徴についてはここまでで紹介してきたため、今回はそもそもコンサルティング企業自体がどのような特徴をもって成立しているのかを見ていきましょう。


プロジェクト単位での仕事

 コンサルタントは基本的に、プロジェクト単位で仕事をしています。クライアントの課題に対して、その都度期間や予算を決め、課題解決のための適切な知識をもつコンサルタントが集められて、チームを組んで取り組むのです。プロジェクトの期間はその種類によって大きく異なり、長いものでは数年単位、短いものでは数か月単位で活動します。同様に、プロジェクトによって集められる人材も異なる為、毎回上司やメンバーも異なるのもこの仕事の面白い点です。


営業に行くのは上司?

 営業といえば若手社員が走り回って契約を取ってくる・・・というイメージを持っている方も少なくないかと思います。しかし、コンサル業界において、それは少し異なります。

 そもそもコンサルティング企業には基本的に一般職という概念は存在せず、所属する人間は全てコンサルタントです。コンサルティングファームにおける仕事は、大きく2つに分けることができます。


バックオフィス部門

 人事や経理、総務といったコンサルタントをサポートする

コンサルタント部門

 クライアントと仕事を共にする


 バックオフィス部門は、人事や経理の他に、オフィサーおよびチーム全体をサポートするセクレタリーや、プロジェクトをより早く遂行するためにリサーチ専門のポジション(リサーチャー)として働きます。

 一方、コンサルタント部門は先にも述べた通り、自動車、消費財、医薬・医療機器、通信・メディアなどの業界別、または戦略、企業・事業再生、M&A、財務、ブランドマネジメントといった機能別のチームにそれぞれ所属する場合が多いですが、必ずしも常に所属が決まっているわけではありません。特に若手の場合には、比較的短期間に様々なプロジェクトに参画することで、さまざまな業種の様々な業務を見ることが出来るため、多くのスキルを磨くことができ、役職が上がっていくにつれて自身の専門性が確立されていきます。


 コンサルタント企業ではこのような分業が進んでおり、若手はクライアントへのコンサルティング業務に力を注ぎ、ベテランの役員が営業をしてプロジェクトを取ってくるというパターンが多いです。これは若手の育成のためという理由ももちろんありますが、何より一番の理由はコンサルティングというサービスを売ることの難しさにあります。

 コンサルティングという形のないサービスを売る為には、長年コンサルティング業務に携わって積み重ねた実績は必要不可欠です。よってベテランの役員クラスの社員が営業を行ってプロジェクトを取ってきて、若手がクライアントと直接向き合ってコンサルティングを行うという特徴的な形態が定着しているのです。


まとめ

 コンサルティング企業のサービスには、

  1. プロジェクト単位での活動
  2. ベテラン層が営業して取ってきた仕事に若手が取り組む

という一般企業とは大きく異なる2つの特徴があります。これらによって短期間で多くの経験を積むことが出来るというのが、コンサルティング企業の魅力の一つかもしれません。